一村逸品
日本農業新聞は1984年から「一村逸品」コーナーを設け、各地の農産加工品を紹介しています。個性豊かな品々は地域の味として定着し、農村の活性化にも一役買っています。同サイトでも掲載していきます。

SALT0(ソルトゼロ) 北海道岩見沢市
北海道岩見沢市の「パティスリー空香」が製造・販売する食塩を使用しない食パン。原料には岩見沢産小麦「キタノカオリ」の小麦粉と北海道産小麦の全粒粉を使用。原料全てに道産を使うこだわりの食パンだ。
しっとりとして、もちもちとした食感が特徴。口に入れた瞬間はあっさりした味わいだが、次第に小麦本来の自然な優しい甘さを感じられる。塩分バランスを自分で調整できるため、生活習慣病などで食事制限をしている人や、健康志向の人にはうってつけの逸品だ。
約0.7斤で430円(税別)。販売は同店だけだが、冷凍品での地方発送を受けている。問い合わせはパティスリー空香、(電)0126(35)1945。
日本農業新聞の購読はこちら>>
2021年02月18日

デコポン缶詰 熊本・JAあしきた
熊本県産の中晩かん「デコポン」を缶詰にした。JAあしきたが販売する。出回り時期が限られる生果と違い、年間通じて収穫したての味を楽しめるのが売り。贈答用としても好評だ。
そのまま食べるのはもちろん、サラダや、ゼリーなどデザートの材料にも向く。皮をむく必要がないので使い勝手が良い。
直売所「道の駅芦北でこぽん」やネットショップ「それいゆあしきた楽天市場店」で販売中。購入者からは「果肉がしっかりしており、食べ応えがある」「甘さがちょうどいい」といった評価が集まっている。
6缶(1缶295グラム)2506円。問い合わせはJAあしきた直販センター、フリーダイヤル(0120)105933。(熊本・あしきた)
日本農業新聞の購読はこちら>>
2021年02月17日

ゆずごまドレッシング JA高知県
全国有数のユズ産地、高知県嶺北地域で生産された安全・安心なユズ果汁をたっぷり使った。「まろやかなごまの味や香りと、ユズの爽やかな酸味や香りが楽しめる」と人気のロングセラー商品だ。
れいほく無農薬柚子(ゆず)部会から提供された果汁を使い、JA高知県が製造・販売。サラダはもちろん、豚しゃぶ、冷ややっこやパスタ料理とも相性抜群だという。
2020年にパッケージやサイズを一新した。1本(200ミリリットル)350円。JAの直売所やスーパーで販売する。
通販の問い合わせはJA高知県れいほく柚子加工場、(電)0887(73)0080。(高知)
日本農業新聞の購読はこちら>>
2021年02月16日

マルシェカレー
三重県のJA伊勢とJF鳥羽磯部が共同出資して運営する鳥羽市の農水産物直売所「鳥羽マルシェ」のビュッフェレストランで人気の「加茂牛カレー」を、家庭でも食べられるように自社厨房(ちゅうぼう)で製造したレトルトカレー。
同市加茂地区で肥育している「加茂牛」のひき肉やニンジン、タマネギなどを煮込んだ、こくのあるまろやかな味付け。パッケージにはレストランから見える鳥羽湾の景色をプリント。新型コロナウイルス禍で外食しにくい状況だからこそ「おうち時間」で楽しみたい逸品だ。
1箱(200グラム)650円(送料別)。鳥羽マルシェで販売中。問い合わせは鳥羽マルシェ、(電)0599(21)1080。
日本農業新聞の購読はこちら>>
2021年02月12日
練馬大根おろし八房唐辛子味噌 JA東京あおば
「八房唐辛子」と「練馬大根」を使ったJA東京あおばの新プライベートブランド商品として、2020年12月に発売した。
甘じょっぱく味付けしたみそに大根おろしを加え、かつて東京で多く栽培されていた「八房唐辛子」をたっぷりと入れて辛さを出したおかずみそ。肉みそのような食感でご飯や生野菜によく合い、調味料として使いやすいと好評だ。
「八房唐辛子」は七味唐辛子の原料。辛味が強い商品なので、子どもや辛さが苦手な人は注意が必要。1瓶(100グラム)460円。JA各直売所で販売中。問い合わせはJA東京あおば地域振興部、(電)03(3995)5511。
日本農業新聞の購読はこちら>>
2021年02月11日

あんぱんかん 三重県伊勢市
三重県立明野高校(伊勢市)と社会福祉法人ベテスタ(松阪市)が栽培したサツマイモ「安納芋」を使った災害備蓄用の缶詰パン。長期保存が可能。災害時でもおいしく食べられるパンを目指した。
同法人が災害備蓄用のパンを製造していたことや、農産物の栽培に協力していたことから、開発に取り組んだ。
あんは和菓子店「藤屋窓月堂」(伊勢市)が製造。「安納芋」の甘味を味わえるよう、たっぷりと入れた。缶のデザインは生徒が考えた。
1缶(2個)540円。同校の直売所や同法人の他、2月中旬からは伊勢市内のスーパーでも購入できる。問い合わせはベテスタ、(電)0598(28)4835。
日本農業新聞の購読はこちら>>
2021年02月10日

気仙椿(つばき)茶 岩手・JAおおふなと
ツバキの葉に国産の緑茶をブレンドして発酵させたもので、JAおおふなとが販売。きれいな黄色で苦味が少なく花茶のような香りが特徴。毎年夏に職員が手摘みで収穫する。
気仙地方はヤブツバキの有数の産地。管内の至る所に自生している。葉には、カメリアタンニン、カメリアノシドといった美肌効果が期待できる成分や、スーパーオキシド消去活性、フラボノイドといったアンチエイジングに効果的といわれる成分が含まれている。
静岡の製茶会社に加工を委託。ティーバッグ12個(1個3グラム)入り1620円。6個入り540円。問い合わせはJAおおふなと大船渡購買センター、(電)0192(26)4044。
日本農業新聞の購読はこちら>>
2021年02月09日

JAたいせつ玄米使用宇治抹茶入玄米茶 北海道・JAたいせつ
北海道旭川市鷹栖町で、大雪山の清流と大地で育まれた玄米を原料にした。JA独自の栽培基準を設けて、生産履歴の提出を義務付けるなど、チェックをクリアした玄米を厳選している。
国産茶葉、宇治抹茶を程よくブレンドし、爽やかさとまろやかな風味に仕上がっている。
玄米の香ばしい香りを味わうことができ、飽きることないおいしさが特徴だ。JAの農作物直売所などでも好評だ。
1袋180グラム入り380円。取扱店舗などの問い合わせはJAたいせつ農産物直売所、(電)0166(57)2141。
日本農業新聞の購読はこちら>>
2021年02月08日

いちごジャム JAおおいた北部事業部
JAおおいた北部事業部院内加工場が製造する。イチゴは溶かし過ぎないようにしてあるため、果肉のごろっとした存在感が残っているのが特徴だ。粒のぷちぷちとした食感も楽しめる。大人から子どもまで、幅広い層に向く。
原材料は大分県産イチゴと砂糖だけ。保存料や着色料は使用せず、安全・安心を求める消費者のニーズにも応える。バターを塗ってトーストした食パンに、一緒に載せて食べるのがお薦めだ。
200グラム入り432円、500グラム入り756円。同JA直売所などで取り扱う。加工場からの直送も受け付けている。問い合わせは院内加工場、(電)0978(42)6298。
日本農業新聞の購読はこちら>>
2021年02月04日

能登伝統野菜中島菜入り 和風だし茶漬け・梅だし茶漬け 石川・JA能登わかば
石川県のJA能登わかばが農家から中島菜の生葉を買い上げ、乾燥チップにしたものを使い製品化した。「誰にでも、すぐに食べられるものを」と企画。だしが利いていてあっさりと食べやすい。
中島菜は七尾市中島町を中心に栽培される漬け菜の一種。独特のほろ苦さと辛味があり、血圧上昇抑制効果が期待できる。一年中味わえるよう、他に「乾燥中島菜チップ」「乾燥中島菜粉末」も販売している。
茶漬けは土産用を意識した缶入り。1缶(7袋入り)420円。JA農産物直売所わかばの里や道の駅織姫の里なかのとで買える。
問い合わせはわかばの里、(電)0767(54)0202。
日本農業新聞の購読はこちら>>
2021年02月03日